新型コロナウイルスによって露呈したのは、日本の政治・行政・経済などが劣化しきっていたことでした。これを転換してゆく「世直し」が必要と考える一人ひとりが、「右」とか「左」などという時代遅れのスタンスの違いを越えて、オープンに議論する場が求められています。ヨナオシフォーラム2020は、そうした議論の場を設け、政策提言を行ってゆきます。
今回は、Choose Life Projectとのコラボレーションで、「政治とメディア」をテーマに議論します。第2次安倍政権以降、NHKや民放に対する政府与党の介入が公然と行われるようになり、政権に対して批判的なキャスターやコメンテイターらが降板させられました。新聞等でも政府の発表を復唱するだけの記事が目立ち、日本の報道自由度ランキングは急落しました。自由な報道や情報公開が民主主義の存立基盤という考え方は、国際的に共有されています。日本のメディアの現状は、日本の民主主義の土台が朽ちつつあることを示すように思われます。
幅広くご関心をお寄せいただきますとともに、ぜひご参加・ご視聴いただけますと幸いです。よろしくお願い致します。
開催概要
日時:2021年1月10日(日)20:00~21:30
会場:Zoom および YouTube Live
主催:Choose Life Project ✕ ヨナオシフォーラム2020
テーマ:
「メディアはどうあるべきか?「政治」との関係を問い直す」
出演者
MC
- 荻上チキ(評論家/ラジオパーソナリティ)
ゲスト
- 林香里(東京大学大学院 情報学環 教授)
- 西村カリン(LIBERATION リベラシオン紙/公共ラジオグループRADIO FRANCE 特派員)
- マーティン・ファクラー(ジャーナリスト/元ニューヨーク・タイムズ東京支局長)
- 南彰(朝日新聞 政治部記者)
YouTube Live にてご参加をお願いします。
YouTube Live